2009年03月31日

海外旅行中における医療機関の受診方法

海外旅行中に病気になった場合には、想像を絶する費用がかかります。チュニジアは、近隣のアフリカ諸国と比較すると、医療機関は設備も整い、医療技術もかなり進んでいるといえるかもしれませんが、大きな手術をするとなると、不安があります。その場合、急きょ日本に帰国するか、ヨーロッパの先進医療の整った国に移送してもらうことになるでしょう。これらの移送費は膨大なものとなります。また、そこまで重症でなくても、海外では病院にかかれば数千円~1万円以上は請求されると考えてください。したがって、傷害だけでなく疾病にも対応できる海外旅行傷害保険に入っておくことを強くお勧めします。クレジットカードに付帯されている海外旅行保険では足りないこともあります。

また、チュニジアでは、アラビア語が公用語になります。フランス語ならかなりの範囲で通じますが、英語語の通用範囲は限られていると思います。そのため、体調が悪くても正確に症状を伝えることができないことがあり、医療機関での診察や薬の処方の際に非常に困ることがあります。緊急の場合に備えて、医療関係のフランス語の会話集などを日本から持参するといいと思います。また、病院へは、通訳ができる人に付き添ってもらうようにすることを是非、お勧めします。
薬は、処方箋が必要ということになってはいますが、処方箋がなくても購入できることが、多いそうです。

日本大使館(チュニス)
住所9 Rue Apollo Cite Maharajere
TEL71-792-363/71-791-251/71-793-417/71-843-647 FAX71-786-625

*何かあったら、とりあえず連絡してみると力になってくれます。



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